昨日書いた通貨の危険性と割安度(2019年6月)を沢山の方に読んで頂いたのに気をよくしたので、おまけ記事を書いてみることにしました。意味があるかどうかは保証できません(苦笑

通貨の危険性をボラタリティと定義し、期間高値/安値率でボラタリティを出して危険性を出してみたのが昨日の記事ですがそこから一歩踏み込んだデータを作成しました。

はじめに

スワップポイントを狙う場合、当然長期保有が前提となります。何日も、何週間も、何か月も保有し続けます。中には年を超えて保有し続けている猛者の方もいることでしょう。そうするとボラタリティーに応じてレバレッジの調整を行う必要があります。ボラタリティーが10%のA通貨と20%のB通貨では危険性は2倍違うので、同じ危険性にするならばB通貨にかけるレバレッジはA通貨の1/2になるはずです。そう、反比例関係です。

そこで昨日の期間高値/安値率と現在値と最新のスワップポイント(SP)を使って真の年率を出してみることにしました。まず現在値(6月7日終値レート)と最新のSPからSPの年率を出します。次に期間高値/安値率を全ての通貨ペアで20%になるようにレバレッジで調整した時のボラ調整年率を出してみます。つまりボラ調整年率とは各通貨ペアを同じリスクで保有した場合のSP年率と言う事ができます。

結果及び考察

上記定義から計算した結果が下の表になります。ボラ調整年率でソート(降順)しています。

1位は断トツ、メキシコペソです。この通貨だけ年率10%を越えています。仮想通貨のトルコリラは飛ばしまして(苦笑)、その次が意外なことに米ドルとなりました。米ドルは期間高値/安値率が唯一10%以下でしたのでボラ調整の補正がプラスに大きくかかったためですね。米ドルの次が南アフリカランドでした。スワップポイント狙いだとここまででかな。欧州は日本よりも政策金利が低いのでマイナスになるのはお約束ですね。

僕はスワップポイント狙いでメキシコペソを保有していますが、実はこのようなデータから判断して最も運用に適した通貨だと思ったからです。でもだからと言ってみなさんにペソを買いなさいなどと言うつもりはありません。トルコリラだっていいんです、買い方を間違わなければ!ペソだって買い方を間違えれば損をします。

おわりに

このデータはかなり瞬間的なものですので、月曜になって為替レートが変わりスワップポイントが変われば結果は変わってきます。刹那的なデータとお考え下さい。

実はもう一歩踏み込んだデータまで作ろうか迷ったのですがそれはまた今度の機会にします。それやっちゃうとトルコリラが仮想通貨から火葬通貨になっちゃうので(苦笑